こんにちはー
アルファ設計川崎本社からお送り致します
月曜日は突然の大雪でビックリしましたね!
午後からは雨になるとか、夕方には溶けているとか色々言われていましたが、
結果としては、週末の今日になってもまだ雪が残っている状態です
一日中ずっと寒いという事ですねぇ
朝方や夜中は路面も凍っておりますので、まだまだ用心が必要です
勿論、またいつ雪が積もってもおかしくない急激な寒さも続いておりますので、
お身体も崩さないようお気をつけ下さいませ
そして、こんな寒い日こそラーメンです
川崎は言わずと知れたラーメン激戦区です
寒くて外に出るのも億劫な日が続いていますが、こんな時こそ熱くて旨いラーメンを食べて体の内側から
暖まってみるのも、冬の醍醐味ですねぇ
ラーメンといえば私は自称ラーメンマンと名乗る程、ラーメンが大好きです
川崎駅周辺のラーメン屋(中華料理屋除く)ならほぼ回っているはず
そんな私が、一体ラーメンのどのあたりにこだわるかというと・・・これは一言では言ませんが、
一番重要だと思っているものは「水」です。
ラーメンの中身の話かと思いきや水かと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、水こそがラーメンを最後まで味わい楽しむ為の大切な引き立て役になるのです。
ラーメンの魂といっても過言ではないものといえばスープですが、このスープを100%感じることが出来る調味料、それが水です。
勿論、麺をゆでているから、スープに使っているからという意味でも水は大切です。
しかしもっと大切な事があります。
ラーメン屋での一連の流れを思い返してみて下さい。
席についてまずは水を飲みますよね、そう、まずは水です。
私はこの、待ち時間に飲む水を「食前水(しょくぜんすい)」と呼んでおります。
一旦水を口に含み、ゆっくりと、静かに口の中を清めて「よーし、ドンと来い」と身構えます。
この時に水が水道水の味がしたり、ぬるかったりするともうOUTです。
あなたは土足のまま畳に上がるのかと問い詰めたい。
人間の印象は第一印象でほぼ決まってしまうといいます。
それはラーメン界でも同じく、最初の一口で彼らの運命はほぼ決まってしまうのです。
たった一杯の水によってその後のラーメンの行く末が左右されてしまう非情さ。
にごりなく、100%の味を受け止めるには、こだわった水で一度リセットをしないといけないのです。
食前水がいかに大切か、ご理解頂けたかと思います
そこから麺やスープ、具についても語りつくせないほどのこだわりがありますが、
今回のテーマは「水」になりますので割愛します。
さて、楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、麺も具も全て味わい、最後はスープだけが残ります。
ラーメンを十分に楽しみ満足した後、この後もまた水の出番です。
口の中を潤し、満腹感をより際立たせる為に、水をグイっと飲み干します。
私の一つのラーメンに対する評価点はここまででようやく7割という所・・・
残りの3割こそ、「また食べにきたい」と思わせるラーメンなのかどうかの分かれ目になります。
単純においしかったラーメンの場合、水を飲み干した時点で満足します。
この時点でも十分に満足ですが、2度3度と足を運ぶラーメン屋の場合は違います。
そういった店のラーメンの特徴は・・・
Finish Water(食後水)の後でも席を立たず、再度レンゲをとり、スープを口へ運びはじめるのです。
水を飲んだことで食前水と同じ効果が表れ、再びあの味を楽しみたいと自然とスープを口にしてしまう。
満腹で満足をした更にその先、限界の先へと誘われます。
どちらも妥協の許されない二つの魂が合わさって、はじめて生まれる感覚です。
ラーメン単体だけの旨さでは辿り着けない、「水とスープの相乗効果」として、ラーメンは完成形となるのです。
ラーメンという舞台において、スープはいわば主役となりますが、さしずめ水とは、舞台における狂言回しなのではないでしょうか・・・
ラーメンという一つの物語は、水で始まり、水で終わるのです。
最後に・・・。
こういった個人の独断と偏見のもと、ラーメンについて突然語りだしますので、
私とラーメンを食べに行く友人は、一人、また一人と減っていくのです