2024/09/30
口語と文語とその誤用【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
正しい日本語って難しい
“れ足す”や“ら抜き言葉”なんてものがありますが、
こないだWEB上の記事でこんな文章を見ました。
「大きな仕事を任されられれば」
られ足す言葉、とでも言うのでしょうか。
ここまで来たら書いている方も、なんか“ラ行”多くない?
なんて気が付きそうなものですけどね。
ここでふと、じゃあ正しいのは何かと考えた時に、
「任される」「任せられる」どちらなのか分からなくなりました。
前者が、相手から頼まれる、という受動の意味で、
後者が、任せることができる、という可能の意味。
前後の文脈がないとどちらも使えそうですが、
ここでは前者の意味となるので、「任される」が正解だそうです。
(でも、「任せる」という行為を「される」のだから
「任せられる」でもよくない?なんて思ってしまったり…)
(ちなみに「任す」「任せる」の違いは文語か口語か、ということらしいです)
さまざまな記事を読んでいると、
誤字脱字もですが、この「ら抜き言葉」系をよく目にします。
「食べられる→食べれる」など。
「食べれれる」というレタス言葉も見かけることはありますが、
自分で話すときにも「食べれれる」っていうんでしょうか。
ちょっと言いづらいのにな、と思ってしまいますね。
相手に伝われば多少間違っていてもいいと思いますが、
綺麗な文章はやっぱりスルッと読めていいなと思います。