数年前に、地球滅亡系の映画を二本続けて観る機会がありました。
タイトルがどうにも思い出せないのですが、
北欧の作品とアメリカの作品だったことは覚えています。
隕石の飛来により地球の滅亡がほぼ確定している世界で、
人々はどのように振舞い選択するのか、というような内容でした。
この二作品をなぜ急に思い出したかといえば、
つい最近読んだ本で、恐竜の絶滅と人間との共存説についての記述を見て、
「隕石で人間が絶滅に瀕した場合、人間の進化ってどうなるのかな」と疑問に思ったから。
疑問の出発点が小学生かという無邪気さなのは重々承知しています 笑
アメリカ映画の方だと、シェルターに逃げ延びた人々は
数ヶ月の後、荒れた地球に再び出ていきますが、
これが恐竜の時代と同じように低酸素の氷河期となれば
結局シェルターの中でも暴動が起き、
外に出たとしてもそのほとんどが命を落としてしまうのではないかなと。
現在においてもそこかしこで目にする鳥たちは、
その身体構造から恐竜を祖先に持つと言われるように、
人類も恐竜のようにごく一部の生き残りが進化していくのでしょうか。
人間の文明が一夜にして滅亡し、生き残りが進化、
または新たな知性を持つ種が誕生した時に、
風化されずに残った文明の残り火があったとしたら、
それらはどう作用し、どう受け止められるのか、
考え出すと無限に想像は膨らむばかりです。
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余談にはなりますが、小説『新世界より』(貴志祐介)では
この「文明崩壊後に出会う先史文明」の描写がほんの少しだけあります。
ファンタジー作品なのでリアルというよりは、
少しニュアンスが重なるかな、くらいのものですが。
小説の内容が詳しく気になる方は、
BLOG『気になる漫画・アニメ15』で取り上げているので、
そちらの記事を是非読んでみてください♪
(*上記ブログタイトルクリックで該当ページまで飛びます!)
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それとは別に、映画「タイムマシン(2002)」では、
今現在が先史文明となった80万年後のアメリカが描かれており、
タイムパラドクス考えさせられる要素が盛りだくさんなのでぜひ観てね。
(時間旅行を最初に提唱したと言われるH・G・ウェルズの小説が原作です)
(1959年にもアメリカで映画化された名作小説)
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隕石による人類の滅亡。
例えば希望した人間は全員宇宙に逃げられるとして、
貴方は未知の可能性が広がる宇宙に旅立ちますか?
それとも慣れ親しんだ地球に留まり最後の時間を過ごしますか?