私はというと、
映画館で観るのは一度きりの場合が9割9分ですが、
一本当たり平均して2回は観ていると思います。
よく再放送されている作品なんかは、
大体10回くらいは見ているんじゃないかなと。
こういう話をするとよく
「展開を分かって観ていてつまらなくないの?」と聞かれますが、
つまらないかどうかは映画次第です笑
観る度に、気付ける伏線や共感・理解できる部分が変わっているので、
自分がアップデートされていれば、物語もまた違って見えます。
展開が分かった上で観た方が理解しやすい部分も結構ありますしね。
ああ、彼女のこの表情はそういうことだったのか。みたいな。
文章と違って、音や光など多岐にわたる表現の細部に
要素が散りばめられているのが映画だと思っていて、
情報量の多い映像の中の一瞬の違和感は見逃しやすいし忘れやすいです。
なので、複数回観た方が気づけることが多いと思っていますがどうでしょうか。
もちろん、あくまで持論なので、どんな方法であれ
最後に「良い時間だった」と思えればそれが一番かなと思います。
そもそもとして“観ること”自体が好きなので、
観るに堪えない映画でない限り楽しく見られるんですけどね。
ランニングが趣味な人に、ずっと走っていてつまらなくないの?と
聞くのは野暮でしょう。それと同じことです。
恐らく同じ感覚で、
ネタバレをされても割と平気なタイプなんですが、
こちらも周囲によく引かれるポイント。
人の口から語られようが、実際に作品の中で観ようが、
その時々に別種の感動がありますし、
目で見る、耳で聞くといった違いもあるので、
どちらも新鮮に感動できるんですけど、どうやら少数派みたいです。
「それは言わないでほしかった!」みたいなことも、あることにはあるんですけどね笑
とまあ、長々と話してしまいましたが、
ネタバレが嫌っていう人の感覚は非常に良く分かるので、
もちろんご法度だと心得ております。
ただ、作品の感動を共有したくなった時に話し相手に選んでもらえることは、
この性格で良かったなと思う部分でもあります。