2023/02/08
増築工事の中間検査が無事終了です。 【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
ビューローベリタスジャパンの中間検査を受けました。
鉄骨階段の「ササラ桁」の有効幅を測っています。現場では単に「ササラ」と呼んでいます。
このササラが階段の踏面にかかる荷重を支えている重要な構造体になっています。
この階段全体を下部のアンカーボルトで固定しています。
鉄骨造の施工では、意外とアンカーボルトとベースプレートの位置がずれて苦労する場合が
ありますが、この現場では正確に施工されていました。
勿論、一番大事な建物の構造体にあたる鉄骨柱の寸法もスケールをあてて検査しています。
この段階でサイズが足りないとなると大変な事になってしまいますが無事にクリアしました。
1階の土間になります。右手に写っている壁面が既存建物です。
このガラスブロックが鎌倉街道に面して、とても映えていたのですが増築部分に隠れて
見えなくなってしまうのが残念です。
2階に上がる仮設階段です。
幅が狭く、高さも有りません。その上、ヘルメットを被っているので上部が見えず、ヘルメットが
あちらこちらにぶつかります。
2階に上がりました。床は「デッキプレート」です。この上に床一面にコンクリートを打ちます。
この状態ではとても歩きにくいのですが、構造体に問題がないかどうか細かい部分も見て回りました。
仮設階段を使い、屋上まで上がってきました。
屋上での検査ポイントは既存建物とのクリアランスが図面の寸法と一致しているかどうかです。
それとパラペットの立ち上がりの高さ確認です。
構造関係がメインでしたので、「小野寺構造建築事務所」のお陰で本日の「中間検査」
が無事に終わりました。