GWに祖父の法要があるので、休みを取って田舎に帰るつもりでいたのですが、
コロナの感染状況が悪化している今、どうするべきか迷っています。
そんな少し先の心配をしつつ、
今まさに受験シーズンですが、感染予防にメンタルケアまで、
学校関係者の方は気苦労が多いこととお察しします。
かく言う私も1月某日、とある試験を受けてきました。
会場は東京工科大学だったのですが、
受験期に資格試験も受け入れるなんてすごいなと思いつつ、ぼやきが一つ。
会場選択の際に「東京(または千葉)」「東京(または神奈川)」を選択することが出来たので、東京の東寄りに住んでいる自分はもちろん前者を選択しました。
なのに、選ばれた会場の最寄りは“蒲田駅”。
せめて千葉寄りの会場にしてくれればよかったのに・・・。
せっかくの日曜日に通勤とほぼ同じルートで長時間電車に揺られ、
家まで遠いし翌日も朝早いしで町探索することもなく即帰宅となりました。
前回の「学びの話」では、駅伝総合優勝でお茶の間を沸かせた
青山学院大学を訪れましたが、今回の東京工科大学は、
真冬の寒空の下、青学のように緑あふれる爽やかさはないものの、
迫力のある大きな建物には圧倒されるものがありました。
「これ大学か?」と思うほどの、広々とした敷地と先進的な雰囲気がチャームポイント。
敷地内の庭は西洋様式の自然を湛えた美しい造りになっていて、
ちょっとだけ不思議の国のアリスを思い出しました。
高校生の時分にあまりオープンキャンパスに行かなかったので、
大人になってからこうして様々なキャンパスを巡るのは結構楽しいです。
学生時代になんとなく通っていた環境がいかに恵まれていたのかをしみじみと感じ、
時の流れを感じて少々切なくなったり…笑
母がよく「あの時もっと勉強しておけばよかった」と言うのですが、
最近になってその気持ちがよく分かります。
その分野の第一人者や専門家に、直接知りたいことを
教えてもらえる機会なんて大人になったらそうそうなくて、
高いお金を払っても数時間の公演を聴くだけだったりして。
同世代が未来を語る姿に刺激を受けたり、人間関係にああだこうだ悩んだり、
好きなお洒落を追求したり、いろんな視点を身に付けながら、
情報をほしいまま蓄積できる自由な時間がどれほど貴重だったか、
今更ながらに痛感しております・・・。
一月下旬、受験シーズンは折り返し地点といったところですが、
これから学び伸びていく若者が健やかに学べる環境でありますように。
ささやかながら応援しています!