読書は昔から好きだった記憶があるのですが、小説を読み始めたきっかけって何だったかな? と考えたところ、
学校の図書室に置いてあったライトノベル『涼宮ハルヒの憂鬱(谷川流 著)』が入口だった気がします。
そもそも普通の小説とライトノベルの違いって何なの? と疑問に思ったので
ネットで調べてみたのですが、はっきりとした必要条件はないみたいですね。
アニメや漫画風のイラスト・挿絵が入っていたらラノベなのかな、となんとなく思っています。
あとタイトルがとても長い作品が多いイメージがあります 笑
そんなわけで、今回は最近読んで面白かったラノベ作品をご紹介したいと思います。
◆乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…/山口悟 著
~あらすじ~
侯爵家のワガママな8歳の一人娘カタリナ・クラエスは、転んで頭をぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。
前世の自分が乙女ゲーム好きの日本人のオタク女子だったこと。交通事故で命を落としてしまったこと。
そして現在カタリナとして自分の暮らす世界が前世でプレイしていた乙女ゲーム「FORTUNE・LOVER」であり、
カタリナはゲーム内でヒロインに嫌がらせをしまくる、ライバルの悪役令嬢キャラだったことに気が付く。
ゲームでのカタリナの未来は良くて国外追放、最悪の場合は死亡というバッドエンドしか存在しない。
自身の破滅フラグを回避するため、カタリナは奔走することになる。
小説投稿サイト『小説家になろう』で連載されていた作品です。略称は「はめふら」。
コミックス化やアニメ化もされていて、私は漫画版から読み始めました。
漫画を最新刊まで読んだ後に、どうしてもストーリーの続きが気になったので、
完結していた原作ノベルを小説投稿サイトで読ませて頂きました。
我儘で傲慢な少女だったカタリナは、前世の記憶が蘇ったことで、
本来の鈍感ながらも明るく元気で朗らかな性格を取り戻すことになります。
そんな彼女が破滅フラグを壊そうと奮闘することで自覚なく周囲の人物を惹きつけてしまう…
という、ある意味ベタなハーレム物的な展開のお話になっていくのですが、
カタリナをはじめとした登場人物がとても魅力的に描かれているので、退屈さは感じませんでした。
先に漫画版を読んでいたというのもあると思いますが、会話のテンポが良かったので、
キャラクター達が喋っている様子をすぐに思い描くことができました。
7月からテレビアニメ第2期が放送される予定なので、そちらも楽しみです。