霊能者の話題からどう転んだのか
より詳しい戦略の話になってしまった前回のラストで
「メタ」や「視点漏れ」について少し触れました。
前回のブログを例に出すと、
『襲撃先のセットが出来ずに襲撃ミスでメタ的に~』云々。
ここを詳しく解説すると、
人狼陣営が襲撃先をセットするのって、
大体の場合は吊り先と占い先が決まった後になります。
自分の参加していたところでは、GJによる襲撃ミスかどうかは判別することができたため、
セットができずランダムの襲撃になった場合、
または仮セットしていた襲撃先と吊り先が被った場合など、
人狼陣営が思いっきり不利になることがありました。
自身が思いっきり不利になる盤面を人狼自ら作り出すとは考えづらい。
…となると襲撃セットが出来なかった面子が人狼なのでは?
とまあこんな感じで推理とは関係ない
システム的な部分で人狼陣営が炙り出されてしまうわけですね。
それ以外にもシステム的な結果をコピペしたり、
「画面にこう表示されているけどどういう意味ですか?」と
表で聞いてしまったり等々システムメタは紳士協定違反です。
システムメタをわざと口にして真視を稼ぐことや、
推理に組み込むのも忌避される傾向にあります。
そしてもう一点、視点漏れについて。
視点漏れとは、人狼陣営が村人側になりすます際に、
相手の視点では当たり前に見えているものを
見落としてしまうことを言います。
例えば、
人狼2:村人4で迎えた最終局面で、
吊り先が決定し勝利を確信した狼陣営の自分は
日替わり前にこんなことを言おうとしました。
「霊能者さん、今日まで結果出しありがとう」
この発言の何が問題なのかわかりますか?
そう、この発言って翌日が来ないことを知っている、
または翌日にその人がいないことを知っていなければ出てこない発言なのです。
村人の視点に立てば、明日が来るか、
誰が襲撃されるのかなんて分かりませんよね。
完全に村人の視点を忘れた『視点漏れ』の発言に
ギリギリで気づいて「明日が来ますように!」と
なんとも白々しい言葉に変えましたが、
相方には、すごく狼臭い!と言われました(笑)
こちらに関しては、クリティカルなものでなければ
村人側もやらかすことが往々にしてあるので、
人狼陣営で騙りの役職をしたときに
視点や目線がぶれないように気を付けるだけでいいと思っています。
ここら辺に気を付けて、紳士協定のもと
戦略に富んだ人狼を楽しんでみてはいかがでしょうか?