2018/09/08
「建築の日本展 その遺伝子のもたらすもの」 森美術館 【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展 「建築の日本展」に行ってきました。
【JAPAN IN ARCHITECTURE】
写真撮影が出来る作品は5か所と決まっていて、著作権がかなり厳しい状況です。
まず撮影可能な作品は入口に近いこの「木組」の作品です。
丹下健三の自邸を巨大模型で再現!
桂離宮など古建築を再解釈して設計されています。近代建築の新たな創造の可能性を拓いた名作を1/3スケール
で宮大工が再現。
千利休作とされる現存唯一の茶室です。
利休が秀吉のために建てた茶室、国宝《 待庵 》を原寸大で再現しています。
六本木ヒルズ森タワー53階からの東京を借景に、わずか2畳の「わび」空間を体験できます。
ライゾマティクス・アーキテクチャーが最新技術で再現する日本建築を3Dで体験。
最新技術のレーザーファイバーと映像を駆使した《 パワー・オブ・スケール 》。
古建築から近代建築まで、日本建築の内部空間を3Dで原寸再現するインスタレーションです。
この作品が今回の「建築の日本展」で一番気に入った作品です。
この映像には本当に驚きました。これが一般化すれば狭い部屋を広く表現できます。最近の住宅などは庭が
作れなくなってきましたが、この手法を用いることでさまざまな顔をもつ庭が作れます。
「昔の良い点を集めて、再編成することが創造である。」と、この会場に出展されている有名な建築家の言葉
が飾られていました。それも確かに素晴らしい真実であると思いますが、本来の「創造」とは無 → 有にする
行為だと、この作品を鑑賞して実感しました。