2017/12/19
煉瓦造りの遺構ー「旧横浜居留置48番館」 【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
横浜市中区には、さまざまな遺構があります。
神奈川貿易センタービルの裏手を歩いていると
気になる建物を見つけました。
外見が、独特なので一生懸命にこの建物の周囲を写メに収めてしまいました。
ところが、この中に建築物の一部が保存されていました。
横浜居留置時代唯一の煉瓦造りの遺構です。
窓から中を覗いてみました。
建物の壁はレンガ造りで、屋根は木組のトラスのように見えます。
当時の屋根材がそのまま保存されています。
「旧横浜居留地18番館」
この建物は日本で紅茶やダイナマイトなどの取引を行っていた商人J・P・モリゾンの事務所兼住宅として
明治16年に建てられたそうです。
大正12年の関東大震災で大部分が破壊されました。
煉瓦積みは「フランス積み」と呼ばれる手法を用いたようです。
現在は当時の様子を絵で知る以外有りませんが、私は保存よりも再現して欲しいと望んでしまいます。
こんな洋館が並んでいるのを想像すると、「横浜」のカラーにとても似合っている感じがします。