かなり前になりますが、「健康にまつわる話」で
日本の食育について最後にちらりと触れていたのですが、
今回はこの“食育”について気なったので調べてみました。
食育と言ってもそんな大層なことではなく、
『「赤・緑・黄」をバランスよく食べましょう』
『よく噛んで残さず食べましょう』
『食べ物にはこんな働きがあるよ』 とか
皆さん似たような内容を年少さん~小学生の間に習ったのではないでしょうか。
付随して、
「食べたら歯を磨く」
「ごはんの前の手洗い」
「お菓子ばかり食べたらどうなるの?」
なんかも自然と意識に定着していたりしますよね。
今更思いますが、子供のうちに“栄養”の概念を何となくでも理解できているのって凄い。
色で覚えているので、食卓に上で挙げた三色(赤…お肉、緑…野菜、黄色…主食)がないと「健康な食事じゃないかも」と思えるのも、この食育があったからこそだと勝手に思っています(笑)
そう言えば昨日はピーマンの肉詰めと粉ふき芋を作りましたが、
ワンプレートで赤・緑・黄を摂取できていたようです。
我が家の食卓事情は置いといて、
世界の食育事情はどうなっているのか気になったので調べてみたのですが、
日本のような食育に関する詳しい記述を見つけられませんでした。
イベント的に食育ウィークみたいなものを設けている国は多いようですが、
どちらかと言えば生産と環境に重きが置かれており、
栄養やバランス、その働きについて日常的に教育しているのかは不明です。
給食のシステム自体がない国も多いので、
食育はどちらかと言えば家庭に任されている感じなのでしょうか。
余談ですが、私が通っていた小学校は積極的に自然を育んでおり、
校舎脇の畑では様々な野菜を生徒たちが育てていました。
レモンの木やザクロの木、ビワの木など、
その時採れた果物が給食に出たりもしたので
体感しながら食育が出来るいい環境だったなと思います。
我々の体を作るのは他ならぬ食べ物たちですから、
基本的な知識を身に着けて、
美味しく楽しく健康を維持していけたらいいですね。