2022/03/07
ちょっとした話【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
日本語って難しい・・・
唐突ですが、日本語って難しいですよね。
最近出くわした、違和感があった言葉をご紹介したいと思います。
【ちょっとしたもの】
書いて字のごとく“ちょっとしたもの”を渡そうとした時でした。
忙しい時期で社内がバタバタしており、労いの気持ちで
その時社内にいた人に差し入れとして買ったお菓子。
流行りのものでも希少価値があるわけでもなく値段もちょうどいい感じ。
つまらないものですが…、は良くないと何かで聞きかじったので
ちょっとしたもの、を使おうとしましたが、微妙に違和感。
だって皆さん、「ちょっとしたもの」って謙遜する時にも使いますが、
その逆で、「僕のピアノの腕前はちょっとしたものだろう?」とか
「彼女はちょっとした有名人だ」みたいに、良い評価をする時にも使いませんか?
この文脈で使った場合、自分の渡したお菓子は
「ちょっとした(結構良い)もの」(誇大)になるのか、
「ちょっとした(つまらない)もの」(謙遜)になるのか。
これは受け取る側の捉え方次第で高慢な感じになってしまうのではと筆が止まりました。
だからと言って代わりの言葉が思いつかなかったので、
「差し入れですので、よろしければお召し上がりください」と
無難に落ち着かせて事なきを得ることに(笑)
メールの文面などでは特に気を付けていますが、
やはり使い方や使いどころに不安が残る言葉もまだまだ多いです。
(そしてやっぱり話し言葉になると気が緩みますね。。。)
しかるべき時に綺麗な言葉を使えるよう、
日ごろから気付きを大切にしたいと思った出来事でした。