小さい頃は、夏休みによく映画館に連れて行ってもらいました。
ポケモンやハム太郎などなどいろんな映画を観た思い出があります。
ポケモンに関しては映画館でもらえる
レアポケモンを目当てに行っていた節もありますが、
そんなことはさておいて、
今回はそんないつかの夏休みに観た映画を巡りましょう。
「約束の夏 おじゃるとせみら(2000)」
タイトルのとおりアニメおじゃる丸の劇場版作品で、
幼稚園の夏休みに観に行きました。
◆あらすじ◆
怠惰で生意気な平安貴族のお坊ちゃまおじゃる丸は
熱い夏が大嫌いで、いつも家でダラダラしていた。
そんなある日、一向に家から出たがらない
おじゃる丸の前にせみらという体の大きな少年が現れ、
おじゃる丸を外に連れ出すようになる。
初めは嫌がっていたものの、外に出てしまえば楽しくなってくるもの。
いつの間にかおじゃる丸はせみらと外で遊ぶことが楽しみになっていた。
しかしある時、遊びすぎて倒れてしまったせみらに
隠し持っていた大好物のプリンを一口分けようとして
勢い余って全部を食べられてしまうと大喧嘩!
翌日、おじゃる丸はせみらとの約束を破り、
待ち合わせの場所には行かなかった。
その次の日、やっぱり仲直りをしようと
約束の場所へ向かったおじゃる丸がその木の下で見つけたものとは・・・。
ということでね、ここまでくればラストはね。
皆さん予想がついたのではないでしょうか。
子どもの頃は全く予想もできなかったので、
(というか先を予想して映画を観ていなかったので)
そのシーンを見てとても悲しくなった覚えがあります。
子供向けと見せかけて大人も泣ける素敵な映画です。
せみらが何者なのか作中で語られることはありませんが、
月光町のおじさん達が「昔、夏休みに遊んだ子に似ている」と
言っている場面や「夏が好きになった」と答える
おじゃる丸の瞳が物語っています。
ということで、真冬に真夏の映画を紹介してみました。
夏は毎年くるけれども、同じ夏は二度とこない。
一年一年、その時々を大切に過ごしていきたいですね。