映画探訪も15まできました。
20まで出来たらいいなと思っていたので、
目標まであと少しですね!
ここで15にちなんだ映画…と思いましたが、
残念ながら思いつきませんでした。
観たいものとしては、
「15年後のラブソング」でしょうか。
以前紹介した「幸せの絵の具」に出演していた
イーサン・ホークがかなり増量して出演しています。
今年6月に公開されたので、もうやってないのが悔やまれます。
自粛を撤回して観に行けばよかったなぁ。
と、うだうだ考えてしまいますね…。
さて、観たい映画はここまでにして、今回巡るのはこの作品。
『ビフォアサンライズ(1995)』
イーサン・ホークが主演の映画です。
演者で観る映画を決めることはしないんですが、
よく出てきますねこの名前(笑)
好きなのかもしれないです。
パリ行きの列車で出会った男女の期限付きの恋のお話で、
再会を約束した二人の後日談は続編の「ビフォアサンセット」にて語られます。
◆あらすじ◆
パリに向かう長距離列車の中、とある男女が意気投合する。
男はアメリカ人のジェシーで、女はフランス人のセリーヌ。
二人はウィーンで途中下車し、翌朝までの14時間を
一緒に過ごすことにする。
朝になればセリーヌはパリへと出発してしまう。
想いを通わせた二人は半年後にまた
ウィーンで会うことを約束し、再び旅立つのだった。
何か映画を観たいなと思って調べていた時に見つけました。
25年も前の作品なので仕方ないですが、
家ではなく映画館で観たかったなぁと。
街並みが美しく、恋愛が美しく、人々が美しい。
何年か前にフランス映画「男と女(1966)」の
デジタルリマスター版を映画館で観たんですが、
古いフィルムならではの味があってとても綺麗でした。
映画は知らなくても、シャバダバダのフレーズが有名な
フランシス・レイの音楽は聴いたことがあるのではないでしょうか。
53年の時を経て、当時のキャストを再結集した作品、
「男と女 人生最良の日々(2019)」もあるので、
気になった方はそちらもぜひチェックしてみてください!
話が大幅に脱線しましたが、
ビフォアサンライズからなる二人の恋愛シリーズは、
現代に近づくほど美しいものではなくなるんですよね。
映画の見せ方が時代の変化に伴って、よりリアルなものが
好まれるようになったような気がしているのですが、
その分酸いも甘いも経験した人間味が際立って、
よりキャラクターに感情移入しやすい作品になっているかなと思いました。
そんな中でも、一作目は恋愛映画として一つの完成形のような作品。
心がほどけるようなひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?