風に雨の匂いが混ざり始めると、だんだんと梅雨が近づいているのを実感しますね。
でも、今年の私はレインシューズを手に入れたので無敵です。
ミュージックをテーマに、雨、雨…と考えてみましたが、
定番は『雨に唄えば』、傘から連想すると『メリーポピンズ』、
雨上がりといえば『オズの魔法使い』とまあ、古めの映画が思い出されます。
最近だと、『天気の子』の楽曲が流行りましたね!
気持ちばかりの若者アピールをしたところで、
映画の紹介をしていきたいと思います。
音楽が印象的な映画って本当にたくさんありますよね。
最近は邦画・洋画問わず歌手に焦点を当てた作品が多くヒットしている気がします。
そんな数多の素敵な作品のなかで、私が特に好きな作品の一つがこちら。
『魔法にかけられて(2007)』
天下のディズニー作品ですが、ジャンルも相まってかほかのディズニー作品よりは知名度が低めのイメージがあります。
おとぎ話の世界のお姫様ジゼルが意地悪な女王の企みにより、”永遠の幸せが存在しない世界”の現代ニューヨークに追放されてしまいます。プリンセス的なやり方が一切通じない現代NYで路頭に迷ったジゼルは弁護士のロバートと娘のモーガンに助けられ、一緒に過ごすうちに、ジゼルとロバートはお互いにひかれ始め…。
住む世界も常識も何もかも違う二人の心の動きが時に楽しく、時に切なく、
シーンごとに流れる音楽も相まって素直に心に響く作品です。
がっつり省きましたが、当然おとぎ話の王子様も登場しますし動物たちも歌って踊ります。
セルフパロディも多く、ディズニー好きな方なら何倍も楽しめるお話です!
なんで好きかと言われれば、学生時代に吹奏楽部で演奏して以来曲が大好きだからなんですが、音楽を除いても、キャラクターたちのチャーミングさは、実写ということもありアニメーション作品より際立っていると思います。
この「魔法にかけられて」の楽曲の作成を担当したのが、
数多くのディズニー作品で音楽を手掛けている アラン・メンケン です。
リトル・マーメイドや美女と野獣、アラジンにラプンツェルなど、
彼の手掛けた作品を紹介すると長くなるので割愛しますが、
ディズニールネサンスと呼ばれたディズニーの一時代を築いた立役者の一人とも言われています。
ディズニー映画に欠かせない音楽。に、欠かせない作曲家。
今後はどんな作品を生み出してくれるのか楽しみですね。
ちなみに、ディズニーの吹き替えでのキャストが注目されることが多くなりましたが、
古い作品でもヘラクレスやターザンなどの吹き替えも超実力派の有名人なので、
気になった方は調べてみると面白いかもしれません。